ずんだもちのすみのほう

まんなかのほうは、あなたへ。

黄金比はすべてを美しくするか?

こんばんは。

先日、M HOUSEへいってきました。

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六本木のMERCER BRUNCHには行ったことがあって、同じ系列ということで楽しみにしていました。

六本木の店舗と比べて、かなり広かったです。

凄く美味しい、本当にフレンチトースト美味しいですよね。

また行きたいなぁ。

そんなこんなで、今月のHanakoがパン特集でした。

Hanako (ハナコ) 2014年 5/8号 [雑誌]Hanako (ハナコ) 2014年 5/8号 [雑誌]

(2014/04/24)

不明

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美味しそう・・・!

ということでパン買ってきました。

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素朴な味で美味しいよね!

安くすませました。

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話は変わりまして、黄金比について話します。

いいことよりも、好きなことを分析するほうが難しいと思っています。

例えば、『人に注意することはいい』、ということと、『この絵が好き』ということ、

なぜ、を問い詰めると、互いに答えはひとつにはなり得ない問いですが、

後者の方が固体によって答えにばらつきが出ると思います。

それはそれで、個性が出ていいことだとは思いますが、デザインするほうは大変です。

なんだって、多くの人に、『なんか良い』と思われないといけないのですからね。

答えにばらつきがありすぎて、デザインする際、根拠が無さ過ぎてこまります。

そこで黄金比です。

迷える羊達の救世主です。

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黄金比で書いてみたよ!

人間が心地よいと思う比率とかいう噂で、名前くらいは多くの人が聞いたことがあるかと思います。

黄金比(アルケミスト双書)黄金比(アルケミスト双書)

(2009/11/13)

スコット・オルセン

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こちらの本は、黄金比の入門には大変良いかと思います。

絵が多いので、感覚としてつかみやすい一冊です。

黄金比と自然界との繋がりが大変よく説明されていて、数学の美しさがわかる一冊。

法隆寺にひそむ白銀比 五稜郭にひそむ黄金比法隆寺にひそむ白銀比 五稜郭にひそむ黄金比

(2009/01/22)

江藤 邦彦

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こちらの本は数学寄りの本。

ただ、著者の、読者に数学を楽しんで欲しいという熱意が伝わるほど

やさしく数学に触れ合いやすくまとめられています。

黄金比、というより白銀比の説明が丁寧にされています。

この他にも黄金比の本をいくつか読んだのですが、

なかなか良いものが無くて不完全燃焼していたところに、

最近大変良い本と出会いました。

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黄金比はすべてを美しくするか?―最も謎めいた「比率」をめぐる数学物語  (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)黄金比はすべてを美しくするか?―最も謎めいた「比率」をめぐる数学物語  (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)

(2012/01/05)

マリオ・リヴィオ、Mario Livio 他

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非常に素晴らしい本だと思います。

ただ、この本を読む前に、黄金比についての基礎知識を少しは持っていたほうが良いと思います。

黄金比というミステリアスな数に正面から取り組み、数多くの例を検証しながら、その背後に潜む世界を形作る原理まで迫ろうとしている一冊。

著者は宇宙物理学者。

詩文もいたるところにちりばめられていて、読み物としても面白かった。

(訳者の人は大変だったろうな・・・)

黄金比や法則についてただ述べるのではなく、

それらが生まれた経緯など数学の歴史も織り交ぜて説明していて思想の流れがつかみやすい。

なので、様々な時代の数学者が自然と関わりあう黄金比をなぜ神聖視したのか、

また数字そのものに意味を持たせ、黄金比を美しいとしたのか、そういったプロセスまでも理解できるように説明されています。

さらに著者は黄金比をやたらに賛美しているわけではなく、

本当に黄金比が絵画やピラミッドにまで及び、それを元に作品が作られたのか、しっかりと根拠を示し検討しています。

(否定的なものが多かった印象です。)

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さて、ここで問題です。

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問題 : この絵の中に、黄金比で書かれた四角がひとつだけあります。それはどれでしょうか?

皆さんわかりましたか?

心地よい、バランスがよい、とされてきた黄金比も、こうやって比べると、なかなかわからないかと思います。

本書で紹介されている、1974年にゴドキューイッチによって発表された、好みの四角形を選ぶこのような実験結果(詳しくは本書をよんでね!)では「黄金比を視覚的な美の決定要因とみなす根拠はほとんど存在しない」とされています。

結局、バランスがとれている、心地よい、とかいうバランスは絶対黄金比、というわけでは無いみたいだし、

それに加えて『美しい』と感じるものなんて、生活環境や文化によってさらに定義が曖昧になるから、

デザイナーさんや、クリエイターさんは、もう!感覚で!自分のセンスで!頑張るしかないんだっていう自論になりました。

以下抜粋

さまざまな美術作品や楽曲や詩のなかに(本物や偽者の)黄金比を見つけ出そうとするのは、結局、理想の美の規範が存在し、それは実際の作品によって説明できるという思い込みがあるからだ。

ひっ・・・!私です。

しかし歴史は、不朽の価値をもつ作品を生み出した芸術家が、そうした形式的なルールから脱却した人でもあることを明らかにしている。黄金比が数学、科学、自然現象といった多くの領域で重要な存在だとしても、私としては、人間の形に対しても、芸術の試金石としても、それを美観の絶対的基準とするのはやめるべきだと思うのである。

そうですよね!

黄金比が自然界によく現れるということ、黄金比無理数で永遠に続くということ、

全てを包括したくなるようなこのような黄金比の広大な事実を

冷静に、一歩下がって考えられる、非常にバランスの良い本でした。

あっ!答えを書くのを忘れていました。

答え : 上から3列目の真ん中の四角が黄金比

因みに1番上の列の1番左の四角は白銀比でした!

みなさん当たっていましたか?

今の所、黄金比の本はこれが一番ですが

他に黄金比の本でオススメの本があれば、是非紹介していただければと思います。

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